(1)名古屋大学附属図書館の学習支援策
名古屋大学附属図書館のサイトには、**「学外からの電子リソースの利用」という学習支援策が設けられています。「名古屋大学附属図書館のトップページ」にある「資料を探す」→「電子リソース(学内者向け)」→「学外からの電子リソース利用」**と進んでください。
「学外からの電子リソース利用」では、様々なデータベースや電子書籍が紹介されています。今回は、教養教育を学ぶ新入生を対象に、次の二点を推薦します。
①Maruzen eBook Library
②朝日新聞記事データベース「聞蔵Ⅱビジュアル」
①Maruzen eBook Library
Maruzen eBook Libraryは、学術書に特化した電子書籍配信サービスで、試読できるものもあります。キーワードを入力すると、関連文献が表示されます。
②朝日新聞記事データベース「聞蔵Ⅱビジュアル」
「聞蔵Ⅱビジュアル」は、キーワードを入力すると、関連する過去の新聞記事を閲覧できます。テキスト形式でも表示できます。また、紙面を再現したPDF形式でも表示できます。
(2)新書マップの学習支援策
教養教育を学ぶ入口として、多くの授業では新書を読むことが推奨されます。ここでは、自分の問題意識に合わせてキーワードを入力すると、関連する新書を紹介してくれる「新書マップ」というサイトを紹介します。
例えば、現在関心が高まっている「感染症」というキーワードを入れて検索すると、次のように表示されます。そこでは「ウイルス」「現代の感染症」「インフルエンザ」など、より具体的なキーワードが表示されます。今回は「現代の感染症」をクリックしてみましょう。
「現代の感染症」をクリックすると、関連する新書本が次のように表示されます。
例えば、本棚に表示された『人類VS感染症』という新書が気になったのでクリックすると、その概要と目次が次のように表示されます。
新型コロナウイルスの影響で、在宅学習の機会が増えています。そのような中、新入生の皆さんには、自分の問題意識を出発点にして、主体的に学ぶ姿勢を身に付けて欲しいです。気になるキーワードを「新書マップ」に入力して、何か1冊、学問へのいざないとしての新書を読んでみませんか。